革補修やその他いろいろ
『トータルリペア・クロダ』では、車内装のリペア、住宅内装のリペアを中心にリペア補修をしていますが、その他にも様々なモノに対してリペア可能です。
例えば、リペア補修の対象例をして以下が挙げられます。
革製品(バッグや財布)
革/レザーのソファ
アルミサッシ・樹脂サッシ
プラスチック、樹脂製品
木製やレザーの家具
外壁の欠け傷 アンティーク家具 ステンレスキッチンシンクなどの傷や凹み、劣化を直します。他にもいろいろな施工対応が可能です。「えっ、こんなモノも直せるの?」と思って頂けると幸いです。
諦めずにまずはご相談くださいませ。
革製品のリペア
革製品は経時的に劣化すると、色褪せたり、擦れによって色が剥げたり、ひび割れや傷がついてしまいます。革素材自体はまだしっかりしていても、そのような症状が進行し、せっかく大事にしていたのに捨てたり使用しなくなったりしますが、まだ補修という手が残っています。
トータルリペア・クロダにご相談頂ければ、上記の症状が見違えるように綺麗になります。まずは一度ご相談ください。
革製品
本革や合皮などを材料とした製品であれば、補修は可能です。
お客様の思い入れのあるバッグやカバン、財布、ソファーなど、補修させて頂きます。
(事前に施工可能かどうか確認させて頂いたうえで施工致します)
その他 施工実績一覧
事務所玄関ドアのアルミサッシ白さび
とある事務所の玄関アルミサッシが、白さびだらけで色も褪せているのでリペアをご依頼頂きました。30年以上の経時劣化ですから致し方ありませんが、白さびの発現状態は比較的少ない方ではないかと思います。ほぼ一日かけて、隅々までクリーニングし、白さび除去の研磨を行いました。その後、防錆材を塗布し、ブロンズ色で塗装、最後に30%程度の艶ありで2液ウレタンコーティングにて終了です。交通量が大変多く、真後ろを人が通るたび、塗装作業を中断して作業しましたので、ちょっと時間がかかりましたが、施主様にご満足頂けて嬉しいです。ご依頼ありがとうございました。
本革超ロングソファの塗替え
個人のお客様からのご依頼です。といっても研修施設内のソファで大人数で使用しているらしく、擦れひび割れの補修と、高級感をだしたいとのことで全て黒の半艶へ塗り替えてほしいとのことです。7~8人掛けでセパレートで、全面ですから当然裏面や側面等、面積が果てしなく(言い過ぎ)広くて、結果2日間必要でした。一つ一つソファを仕上げるごとに全部並ぶと壮大な感じです。本革がお好きな社長様の満足感を得られましたので、やりがいがありました。まだ同様なサイズのソファもあるのでやってほしいとのこと。是非お願いいたします。
応接用本革ソファの痛み
豚革で非常に柔らかいです。ある企業の応接室のソファです。ひび割れや擦れをペーパーで削るのですが、革が柔らかいためちょっと削りにくい感じでしたが、なんとか綺麗に擦れを無くすことができました。あとはインディゴブルーの調色ですが、この大きさのソファが2脚なので、割と多量に調色量を作る必要があり、いつもの少量作成時は容器滴下数で計算するのですが今回は重量比で秤を使用し、時間短縮を心掛けました。この色、結構好きです。
外塀アルミサッシの凹み
リフォーム会社様からのご依頼です。リフォーム時の荷物搬入の際、トラックが角のアルミサッシ製塀柱に当たって、大きく凹んだそうです。凹みをある程度整えてから専用パテで埋めて、角の中央部が円柱形だったので、形状に合うように丸く研磨しました。触っても歪みはなく元の形状に成形できたので、アルミサッシ用塗料で塗装しUVコーティングで仕上げました。ご依頼ありがとうございました。
ステンレスシンクの傷
中古住宅の取扱業者様からのご依頼です。キッチンのステンレスシンクは、普通に使っていても細かな傷などが入ります。そこに不衛生なものが付着したり、当然くすんできて見栄えも悪くなります。そこで、特殊な研磨装置を使用し、丁寧に磨けば鏡のようにとは大げさですが、反射が蘇ります。当方では最終的なコーティングは施工しませんが、研磨するとしないとでは、各段に見栄えが違います。磨きだけでも汚れが付着しにくくなり、衛生的になりますので、ぜひご検討ください。
ダイノックシート張替え
キッチン周りの収納棚一面に、表面の皺ができてしまったので、張り替えてほしいとのご依頼です。面積でいうと10平米くらいでしょうか。かなりの面積です。まずはシワのある表面シートを全て剥がし、下地を平面に整えてから、ダイノックシート張りの施工を行いました。お客様が選択したデザイン柄が、てっかてかのグロスの白でしたので、ちょっとした歪みやシワが目立つことを考えると失敗は許されない状況でした。貼る作業は慎重に行い、綺麗な仕上がりで納めることができました。ご依頼ありがとうございました。
人力車の幌とビロード生地張替え
観光某所の人力車の補修です。観光某所を経営している行政からのご依頼になります。幌がかなり傷んでいて張り替えるしかありません。また座面や肘置き、背もたれに使われている赤いビロード生地が劣化して白く色褪せていたので、これも貼り換えです。まずは構造自体が木材や竹で作られているので、壊れないように丁寧にひとつひとつ分解し、採寸した撥水性生地をしっかり縫製して取り付けていきました。採寸したけど幌開閉時に微妙に合わないなど、何度も調整しながら幌の貼り換えを仕上げました。ビロード生地は柔らかく延伸するので縫製が難しかったのですが、しっかり仕上げることができました。最後に宝飾鋲を打ち付けて完成です。難易度の高い施工でしたが、耐久性も考えて仕上げたので、まだまだ活躍できると思います。私もぜひ乗せてもらいたいな。
樹脂バンパーの傷たくさん
個人のお客様からのご依頼です。シトロエンの後部バンパー下を何かでガリガリっとしたそうです。コンクリートブロックにでも擦ったのでしょうか。これは目立ちますね。ご心配なく。傷をパテで埋めて平面に削り、未塗装樹脂でも密着する塗料を用いて塗装しました。オリジナル表面にはザラザラしたシワがありますが、スプレーでそれも再現しました。お客様に喜んで頂き、うれしいです。
100年前の古民家の椅子
建設会社様からのご依頼です。100年前の古民家を取り壊した際に出てきた椅子を修復してほしいとのこと。座面は格子状に編んだ麻のような生地で、その上にのせて木枠に釘で打ち付けていました。昔の椅子職人は細かく丁寧な仕事をするなぁと感心しながら、どうやって補修(すでに補修ではなく修復かと)するかを考えていたら、ご依頼主の建設会社の社長さんが、「座面は革にしてほしい。うちに飾るから」とおっしゃったので、座面は革にしました。とはいえどう収めるかは悩みました。最終的に、なるべく現物構造の再現をしたくて、麻生地を格子状にして本革で再現した座面をしっかり肯定し、木部はきれいにコーティングして仕上げました。社長さんにも喜んで頂き、会社ショールームに飾るとおっしゃって頂きました。でも社長、座れるように耐久性も考えて再現したので、ぜひ座ってくださいね!
赤い本革ソファの傷
引越業者様からのご依頼です。引越し運送中に赤い3人掛けソファの角を数か所をこすってしまい、直してほしいとのこと。たしかに角っこを3カ所ほど擦っていました。大きな家具を運ぶのは、ものすごく難しいことだと思います。ソファの赤色はやや暗めの赤でしたので、まず擦れをサンディング等できれいに整えた後、下地の色をややグレーに塗装して、その上から鮮明な赤色を塗装しました。こうすることで赤色の明暗を調整できます。なかなか通常色の塗装とは違い、ひと手間かかる作業になりますが、周囲の色となじんで違和感がないように仕上がりました。運送会社の事務所一室をお貸し頂き、お客様にお渡しする前に施工することができました。
本革ソファの劣化・擦れ
3人掛けの本革ソファの擦れを補修しました。擦れの状態はほどひどくはなかったのですが、ウグイス色といいますか、黄・オレンジ・緑・青など、見る角度や日光のあたり方でによっていろいろな色に見えて、最終的にこの色で行こうと決めるまで、調色に悩みました。結果、いい感じの色に仕上がったのでよかったです。マンション内の作業でしたが真横でお客様にじっと見られていると、まだまだ緊張します。集中集中! 会話しながらでもできるようにしなければ。ご依頼ありがとうございました。
電柱の電話回線筒の割れ
電柱上部にある某電話会社の塩ビ筒を落として、ひび割れが生じたとのこと。ひび割れを無くすことできますかのお問合せでした。がっつり長さ30cm程度は割れていました。表側からだけのリペアでは耐久性に問題がでるので、面倒ですが取り外して頂き、筒の裏側の補強を行ってから表側のパテ埋め接着、研磨、塗装をしました。取り付けに必要なビス穴もあけました。円形なので、ちょっとした応力には強いものの、取り付け完了までは安心できません。引き渡しの際、「おおっ、わからん!」と感嘆のお声を頂きうれしい限りです。後日、「取り付けたけど問題なかったよ」とのお話もいただき、またまた嬉しいかぎりです。ご依頼ありがとうございました。
カバンの持ち手付け替え
大変思い入れのあるビジネスバッグの持ち手が、擦れて劣化しているので、付け替えてほしいとの個人様からのご依頼です。既製品の持ち手交換では感触が違うので嫌とのことで、イチから革を漉いてちょうどよい厚みにしたあと、これまでの持ち手のサイズや厚み、肌触りの感覚を再現するように整形しました。また、持ち手と本体をきちんと縫い合わせないと強度がでないため、丁寧に手縫いで仕上げました。これで思い出をつなぐことができ、これからも長くお使いいただけると幸いです。
商業施設の革ソファ傷
家具販売業者様からのご依頼です。商業施設の中に、新たに出来るBook&Cafe店舗に搬入された巨大ソファの角に、搬入時に数カ所傷をつけたので補修してほしいとのご依頼です。資材エレベーターにて傷をつけたとのこと。これだけ大きいと傷もどこで着くかわかりません。革のデザイン模様がワニ柄風で、革材質の再現を革専用パテで行うとともに、柄を周囲となじむようにお絵かきの感覚で筆で描きこみました。なかなかの描きこみ難易度だったと思います。ここは近くなのでたまに利用しますが補修箇所の劣化は無いようです。
本革ソファのひび割れ擦れ
ある事務所から応接の3人掛けソファを長く使っていたのですが、色褪せやひび割れ、擦れが生じたため、DIYで塗ったところ逆に目立つようになったので、リペアしてほしいとのご依頼でした。確かに黒っぽい塗料で塗っているので、色が際立っています。まずはこの塗料を除去することから始めて、ひび割れや擦れを直して下地を整えてから、周囲の色となじむように調色後、スプレーガンで塗装しました。DIYの前にご相談頂けると、少なくともやってはいけない作業はお伝えすることができると思います。事務所の前の屋根付き駐車場を作業スペースとして準備頂き、ありがとうございました。室内での作業ではなかったので、養生等やりやすくご配慮いただき、大変ありがとうございました。
本革ライダーズジャケット
ライダーズジャケットの傷補修です。ちょうど肘のところが擦れて表面の革が落ちていました。走行中にこけたらこんな状況では済まないと思いますが、このくらいの傷で済んでよかったです。やっぱり身体を守るのがジャケットの仕事ですね。曲げても大丈夫な柔軟性の高い革専用パテで穴埋めし、周囲となじむように調色しました。違和感なく仕上がり、またご主人様の身体を守ってあげてください。
社長室の本革(豚革)ソファ
めずらしい豚革の古いソファです。非常に柔らかく肌触りがよい感じで、ある企業の応接室(社長室)でお使いになっていたソファですが、長年の傷や擦れを直してほしいとのご依頼をうけて施工させて頂きました。通常の業務中での施工作業でしたので、音や臭い、養生に細心の注意をしながら作業致しました。社長と専務の横でど緊張でしたが、なんとか順調に施工を終えることができました。いや~変な汗をかきましたが、仕上がりを喜んで頂き嬉しい限りです。なかなかこの色(インディゴブルー)を再現できるのは難しいのでは?とご質問頂きました。確かにちょっと調色(色合わせ)に時間がかかりましたが、全く同じ色に仕上がりました。社長から今度カバンの補修もとおっしゃっていただき、次もがんばりますです。
アンティークの机
アンティークの折り畳みデスクです。デスクを開けた天板が、シミや擦れ、色褪せていました。ご依頼主様には、ご自宅のリフォーム時の傷補修もさせて頂きましたが、リフォームのコンセプトとして、白壁に映えるアンティーク家具の配置や色合いなど細部に拘っておられました。「もしかして家具の補修もできますか?」とお聞きになったので、今回このような補修をご依頼された次第です。アンティーク調の色合いや艶を違和感ないように仕上げさせていただきました。やっぱり気に入って永くお使いのモノは、永く使っている理由があると思います。それを意識しながら、施工することも大事だと思っています。ご依頼ありがとうございました。